【愕然】警官が飲酒3回でもセーフ→「これはもう合法化か？」

2025-06-05

とある韓国人の反応

23年間で3回飲酒運転した警察官、懲戒免職処分に…裁判所「処分を取り消せ」

23年間で3度の飲酒運転をしたとしても、過去の違反との時間的な間隔などを考慮せず、最も重い処分である懲戒免職を科すのは違法だという判決が下された。

26日、法曹界によると、ソウル行政裁判所行政14部（イ・サンドク部長判事）は、警察官A氏がソウル警察庁長を相手取り起こした懲戒免職処分取り消し訴訟で、3月に原告勝訴の判決を下した。この判決はソウル警察庁長が控訴しなかったため、そのまま確定した。

A氏は2023年8月、焼酎を飲んだ後、自家用車を運転していたところ、飲酒検問に遭遇し、測定を拒否したため逮捕され、同年10月に罰金1,000万ウォンの略式命令を受けた。これを受けてソウル警察庁は、「警察官としての品位を損なった」として、旧警察公務員懲戒令施行規則に基づき、懲戒免職処分を下した。この規則では、「飲酒運転2回」で懲戒免職または降格、「3回以上」で免職または解任の基準が定められている。

A氏はこれに対し「免職処分は過度に重く、違法だ」として、処分取り消しを求める訴訟を起こした。裁判所はA氏の主張を認めた。

裁判部は「A氏の過去の飲酒運転歴は古く、非違行為としての重みは相対的に小さいことが十分に考慮されていない。非違の程度に比して処分が重く、裁量権の逸脱および濫用による違法性がある」とし、「飲酒運転の前歴との時間的隔たりや、非難可能性の低下、責任の軽減可能性などを考慮せず、最も重い処分を選んだ以上、その処分が基準範囲内にあるだけでは適法とは言えない」と判断した。

また、「免職」は公務員の身分を剥奪するだけでなく、5年間の公務員任用制限、退職金および退職手当の半減といった経済的・身分的な不利益があることから、「必要がある特別な場合にのみ適用されるべき」とした。

さらに、A氏が約32年間警察官として勤務し、複数回の表彰を受けるなど比較的誠実に職務を遂行してきた点や、今回の飲酒運転によって人的・物的被害を出していない点も考慮された。

引用元記事:https://n.news.naver.com/article/021/0002712410?ntype=RANKING