【速報】韓悳洙、弾劾棄却で大統領代行に復帰…裁判官の意見が割れる

2025-03-25

【速報】韓悳洙、弾劾棄却で大統領代行に復帰…裁判官の意見が割れるという記事をご紹介します。

引用・https://www.fmkorea.com/

韓悳洙弾劾棄却、棄却5人、認容1人、却下2人…裁判官の意見が分かれた
2025.03.24｜10:05

認容1人は鄭桂先裁判官

憲法裁判所が24日、韓悳洙首相に対する国会の弾劾訴追を棄却した。昨年の12月27日、国会で弾劾訴追案が可決されてから87日ぶりのことだ。これで韓首相は直ちに職務に復帰し、再び大統領権限代行職を遂行することになった。

憲法裁は同日、ソウル鍾路区の憲法裁で、韓首相に対する弾劾審判の宣告期日を開き、棄却を決定した。裁判官8人の意見は棄却5人（文炯培、李美善、金炯枓、鄭貞美、金福馨）、却下2人（鄭亨植、趙漢暢）、認容1人（鄭桂先）に分かれた。

まず、棄却意見を出した5人のうち4人（金福馨を除く）は、韓首相が国会で選出された趙漢暢、鄭桂先、馬恩赫裁判官候補者の任命を保留したことが憲法と法律違反だと判断しながらも、「国民の信任を裏切った場合に該当するとは断定できず、罷免を正当化する理由が存在すると見ることはできない」と述べた。

韓首相が非常戒厳宣言の手続き的正当性を付与するために国務会議招集を建議するなど積極的行為をしたという主張に対しては「認めるに足る証拠や客観的資料は見つけられず、国会の非常戒厳解除要求決議案が可決された後、大統領に国務会議招集を建議しなかったなどの訴追関連事実を認めるに足る証拠や客観的資料も見つけられない」と受け入れなかった。

同様に棄却意見を出した金福馨裁判官は、先の4人の意見とは異なり、韓首相が裁判官候補者任命を保留したことが憲法と法律違反に該当するという解釈に対して「認められないと考える」とした。彼女は「任命権行使において大統領の作為義務があっても国会選出裁判官を選出後『直ちに』任命しなければならない義務があると見ることは難しい」とし「大統領の憲法裁判官任命権限行使期限は『相当な期間内』と解釈するのが妥当だ」と付け加えた。

唯一、認容意見を出した鄭桂先裁判官は、「韓首相の裁判官候補者任命保留に対する憲法と法律違反が認められる」と述べた。続いて韓首相がいわゆる「内乱特検」候補者推薦を適時に依頼しないことは特検法・憲法・国家公務員法などに対する重大な違反であり、裁判官任命拒否と共に罷免するほどの誤りなので韓首相を罷免しなければならないという認容意見を出した。

大統領権限代行弾劾訴追案の表決には大統領基準（200席）議決定足数が適用されなければならないが、首相基準（151席）が適用されたため訴追を却下しなければならないという韓首相側の主張は認められなかった。憲法裁は「大統領の権限を代行する首相に対する弾劾訴追には本来の身分上の地位にともなう議決定足数を適用することが妥当だ」とした。国会の弾劾訴追議決手続きに問題がないと見たのだ。

一方、弾劾訴追を却下した鄭亨植、趙漢暢裁判官は「大統領権限代行は『大統領の職務』を遂行する者なので、権限代行の地位は『大統領に準ずる地位』にあると見なければならない」とし「したがって大統領権限代行に対する弾劾訴追の要件は大統領の場合と同じように見るのが妥当だ」と述べた。国会が首相基準で弾劾訴追案を通過させたことは不適法だという趣旨だ。

これに先立ち国会は昨年12月14日、尹大統領に対する弾劾訴追案を可決した後、大統領権限代行職を遂行した韓総理に対する弾劾訴追案も12月27日に通過させた。憲法裁は2度の弁論準備、1度の弁論を経て、弾劾訴追から87日後の同日、審判を言い渡した。再び大統領権限代行職を遂行することになった韓首相は「憲法裁の決定に感謝する」とし「急ぎのことから着手していく」と話した。

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ソース：https://n.news.naver.com/mnews/article/015/0005109731