【バブル再来？】ソウル不動産、史上最高値を更新

2025-03-06

【バブル再来？】ソウル不動産、史上最高値を更新という記事をご紹介します。

引用・翻訳元：https://www.afpbb.com/subcategory/koreanews

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1月のソウルのマンションの平均価格が史上最高値を更新

2025.03.03 17:37

ソウルのマンションの平均価格が歴代最高値を記録したことが分かった。金利の引き下げや土地取引許可区域が解除されることを期待して今年初めに江南エリアを中心に住宅の価格が上昇したことによる結果と分析される。

3日、不動産R114によると、今年1月のソウル25自治区のマンション155万世帯（賃貸を除く）の平均価格は13億8,289万ウォン（＝約1億3,800万円）だった。これは前年同月（13億1,007万ウォン、約1億3,100万円）より5.5%上がった値だ。

利上げなどの影響で下落傾向を見せていたものの、昨年12月に13億7,696万ウォン（＝約1億3,700万円）を記録して最高値を突破、今年1月に入って更に上昇幅を拡大させたのだ。先月、ソウル市が一部の地域に対して土地取引許可区域を解除した後、江南エリアを中心に住宅の価格が上昇傾向を見せていることを考慮すれば、2月のマンションの平均価格は14億ウォン（＝約1億4,000万円）に迫るだろうという見通しが出ている。

（中略）

ただ、ソウルの外郭地域は相対的に上昇の勢いが弱かった。道峰区の1月のマンションの平均価格は6億660万ウォン（＝約6,600万円）で、以前の最高値（2021年12月・7億3,540万ウォン、約7,300万円）の82.49%に過ぎなかった。江北区は84.23%、蘆原区は85.06%、冠岳区は86.41%など、回復率は90%未満にとどまっている。

このような現象を受け、地域別のマンションの価格の両極化が深刻化している。KB不動産の統計によると、先月のソウルのマンションの売買価格の5分位倍率は3.79倍で歴代最高だった。5分位倍率とは上位20%のマンションの平均売買価格を下位20%の価格で割った値のことで、高いほど住宅価格の両極化が激しいことを意味する。