【焦燥】韓国、半導体産業の技術で日本に追い抜かれ窮地に

2025-02-27

【焦燥】韓国、半導体産業の技術で日本に追い抜かれ窮地にという記事をご紹介します。

日米中に挟撃される韓国の半導体

2025.02.23 17:07

23日、韓国科学技術企画評価院（KISTEP）が発行した報告書「3大ゲームチェンジャー分野の技術水準を深層分析」によると、韓国の半導体分野の技術が「基礎能力」レベルであり、すべての分野で中国に追い抜かれたことが分かった。メモリー/パッケージング/電力/センシング/人工知能（AI）など5部門のうち、中国と同点の半導体先端パッケージングを除けば、4つの分野すべてが中国の基礎技術の能力に及ばないのだ。

（中略）

問題は、しばらく静かだった日本も復活し始めたという点だ。最近、日本経済新聞は、日本のメモリー半導体企業のキオクシアが332段NAND型フラッシュ（不揮発性）メモリーの開発に成功したと報じた。これはSKハイニックス（321段）やサムスン電子（286段）を上回る世界最高の積層規模だ。

現在、世界のNAND市場はサムスン電子が市場シェア36.9%で1位、SKハイニックスが22.1%で2位、キオクシアが13.8%で3位だ。キオクシアが332段NANDを本格的に量産すれば国内企業の立場が悪くなりかねない。

専門家たちは、韓国は基礎研究と設計能力を強化し、システム半導体や先端パッケージング技術に集中しなければならないと強調した。現在、AI技術の発展とともに注目されるシステム半導体分野では、設計とパッケージング能力が主な競争力に挙げられる。韓国は工程・量産能力は優れているが、基礎・源泉、設計部門の技術レベルは主な半導体産業国家の中で最下位と評価される。報告書は、国内の半導体企業の売り上げに対する研究開発投資の比率（2022年基準）が9.5%しかなく、アメリカ（19.5%）の半分レベルに過ぎない点を指摘しつつ研究開発に対する投資の拡大が必要だと強調した。