【議論沸騰】「いつ死ぬか知る必要ない」…死刑囚に断固たる日本の姿勢

2024-12-03

【議論沸騰】「いつ死ぬか知る必要ない」…死刑囚に断固たる日本の姿勢という記事をご紹介します。

引用・https://www.fmkorea.com/

「いつ死ぬか予め知る必要ない」…死刑囚に断固たる日本（キム・イルギュのジャパンウォッチ）
2024.04.16｜8:50

死刑囚2人「死刑当日の告知は苛酷…その前に知っておくべき」違憲訴訟
日本政府「死刑前日に告知された死刑囚、自殺するかも」…「問題ない」主張
裁判所、訴訟棄却「死刑囚が執行時期を事前に知る権利はない」判決

写真＝聯合ニュース

日本で「死刑当日に死刑囚に執行事実を知らせることは憲法に違反しない」という裁判所の判決が出た。死刑囚2人が「死刑執行当日に知らせるのはあまりにも苛酷だ」として起こした違憲訴訟を棄却した。

16日、日本の朝日新聞によると、大阪地裁は死刑囚2人が「死刑執行当日の告知は受け入れる義務がない」として出した違憲訴訟を15日、棄却した。

これに先立ち死刑囚側は、約70年前に死刑執行の2日前に告知されたある死刑囚が、姉たちとやり取りした音声録音テープを提出し「過去には事前に告知した」と指摘した。それと共に家族と最後の面会機会も与えず、不服を通じた猶予も許さない現行制度は「適正な手続きによらなければ刑罰を賦課されない」と規定した憲法31条に違反すると訴えた。

また国連人権機構が「適切な時に死刑日時を知らせないのは虐待」とした点を挙げ「事前に告知することが死刑存置国の標準」と強調した。当日の告知は「死を受け入れる時間がなく、憲法13条が保障する人間の尊厳を侵害している」とも主張した。

これに対し日本政府側は「死刑告知に対して定めた法令はない。憲法は死刑囚に事前告知を要求する権利を保障していない」と反論した。過去、死刑前日に告知を受けた死刑囚が死刑前に自殺したことがあり、当日告知に変えたという説明も付け加えた。当日告知は、円滑な死刑執行と自殺を防ぐための方法だ」と主張した。

裁判所は政府に軍配を上げた。判決で「死刑確定者に執行時期を事前に知る権利は保障されていない」と強調した。それと共に「当日告知を受け入れないのは、死刑判決取り消しまで要求することになるだろう」と指摘した。「当日告知は死刑囚の心的安定や円滑な執行の面でも合理的」と釘を刺した。