【衝撃】日本「問題教科書」採用決定、植民地支配と慰安婦を美化か？

2024-12-02

【衝撃】日本「問題教科書」採用決定、植民地支配と慰安婦を美化か？という記事をご紹介します。

引用・https://www.fmkorea.com/

日本「危険な教科書」結局通過…植民地支配・慰安婦すべて歪曲された
2024.04.19｜午後7:24

日本の文部科学省が植民地支配と戦争を美化したという批判を受けている右翼性向の教科書を19日、通過させた。この日、令和書籍の中等歴史教科書2冊が異例の「追加」合格で文部省の検定を通過し、来年度から学校の教科書として使えるようになる。日本の教科書は小・中・高単位別に4年ごとに一度ずつ改正されるが、最近10年余りの間に「加害の歴史」を薄める修正主義的な記述が強くなる傾向だ。実際、今回の令和書籍の検定通過で、日本の右翼史観を盛り込んだ歴史教科書は10種中4種に増えた。

令和書籍の歴史教科書は、日本の市民団体の間でも「危険な教科書」に分類される。市民団体は、戦争や植民地支配などの歴史を歪曲した扶桑社の教科書が文部省の検定を通過した2001年から危険な教科書という用語を使っている。実際、今回合格した令和書籍の歴史教科書にも、植民地支配、韓日併合に対する美化が多く含まれている。

慰安婦問題を否定する内容を盛り込んだ令和書籍の歴史教科書の内容。令和書籍は歴史教科書が検定を通過できないと、これを書籍として出版している。写真は教科書をそのまま載せた一般書籍。キム・ヒョンイェ

歴史歪曲する「危険な教科書」

特に、日帝強占期に対する叙述において歪曲された表現が多かった。該当教科書は「安全保障のために朝鮮半島の安定が必要だと考え、日本が主導して朝鮮の近代化を進めようとした」として植民地近代化論を展開した。それと共に「保護条約締結において大韓帝国高宗皇帝は朝鮮が実力を備えた時、条約を撤回するという意を付け加えて書くよう要請すると、伊藤博文が加筆し皇帝が満足した」と記述した。当時、大韓帝国が財政破綻状態で日本が「無利子、無期限財政支援」をしたという点も強調した。「多くの学校を開設し日本語と共に当時使用頻度が減っていたハングル文字教育も行った」とし、条約締結の不法性は無視したまま「植民地施恵論」を掲げた。

従軍慰安婦問題も歪曲

慰安婦問題も歪曲して記述した。令和書籍は「再び問題視する韓国の請求権」という名前の文で「日本軍が朝鮮女性を強制連行したという事実はなく、報酬を受けて仕事をした」と主張した。従軍記者と従軍看護師のように「従軍」しただけで、強制性がなかったという点を強調した。

それと共に、慰安婦問題と関連して1965年の韓日請求権協定で韓国が賠償請求を放棄したが「韓国が請求権問題を再び問題視した」という論理を展開した。慰安婦問題は『私の戦争犯罪朝鮮人強制連行』を書いた吉田清治の「偽りの証言」を盛り込んだ誤報が日本メディアに報道され再点火されたという説明も付け加えた。日本軍の慰安婦問題について、1993年当時官房長官だった河野洋平がいわゆる「河野談話」を通じて強制動員を認め謝罪した事実さえ否認したわけだ。

独島を日本領土と記述している日本の中学校の教科書。キム・ヒョンイェ特派員

独島領有権の主張も続いた。教科書は「日本の占領が解除されると韓国は李承晩ラインを一方的に宣言し、竹島（日本主張独島名称）を占拠した」と説明した。それと共に「歴史上、朝鮮王朝が竹島を領有した事実はない」とし「江戸時代、日本の漁船などに停泊地として利用された」と主張した。日本政府の立場と同様に、独島について「日本固有の領土として韓国は現在も不法占拠を続け、竹島問題は未解決の状態」と記述した。