韓国人「日本だからオッケー　こういった仕組みはよくよく事情を考えて取り入れるべきです」

2024-03-17

NAVERから「こういった仕組みはよくよく事情を考えて取り入れるべきです」という記事をご紹介します。

引用・翻訳：https://www.naver.com/

とある韓国人の反応

「急なトイレにはコンビニエンスストアに行って下さい」・・日本で出来て韓国では出来ない理由は

2024.01.14 23:44

「コンビニのトイレを使ってもいいですか？」

海外事業に拍車をかけている国内のコンビニ各社が海外店舗にトイレを設置することで競争力を高めている。国内とは全く異なる姿だが、共同トイレが少ない海外ではトイレが顧客を引き込む媒介になり得るからだ。実際、「コンビニの元祖国」と呼ばれる日本のコンビニでもトイレを通じて集客効果を育てている。

モンゴルにあるCUの店舗に設置されているトイレ

14日、流通業界によると、コンビニのGS25（＝韓国のコンビニ）は海外店舗517店舗のうち93%に相当する481店舗にトイレを設置している。具体的にはモンゴルで273店舗中250店舗、ベトナムでは244店舗中231店舗にトイレを設置している。CU（＝韓国のコンビニ）でもモンゴルにある370店舗余りのうち、構造上設置が難しい一部の店舗を除き、すべての店舗にトイレが設置されている。

国内のコンビニ企業が大部分の海外店舗にトイレを設置する理由は、トイレによる集客効果が優れているためだ。コンビニにトイレがあるという認識を植え付けることで、急なトイレのために行かなければならない顧客をコンビニに誘導することができる。訪問した顧客は自然にコンビニで品物を購入するようになり、これはすぐ売上に直結する。

（参考）韓国のコンビニGS25

もちろん、この戦略がすべての地域で通用するわけではない。韓国国内のコンビニにトイレがある店は事実上ほぼない。建物主自身がコンビニを経営する際にトイレを作った店舗が一部あるが、本社の権限でトイレを設置することはしていない。

これは海外と韓国とでトイレの文化が違うためだ。韓国の場合、共同トイレが発達しているため少し歩くだけでもカフェ・ホテル・地下鉄などの共同施設で無料トイレを利用することができる。

（参考）韓国のコンビニCU

日本でも韓国のように共同トイレが発達しているが、日本のコンビニは賃借構造上、建物を賃借または建設する形で運営される。建物を丸々使う場合が多く、コンビニを経営するだけで数億から数十億ウォン（＝数千万から数億円）も掛かる上に加盟契約も10年と長い。5,000万ウォン（＝約500万円）前後でコンビニ事業を始められる韓国とは異なるのだ。

日本では店舗当たりの平均坪数も40～50坪と、韓国国内のコンビニより2倍以上も大きい。空間が広いだけにスペースをトイレに活用し、集客効果を高めることができる。一方の韓国国内のコンビニは坪数が小さいだけでなく、建物の一部を借りる場合が多く、余計トイレを設置するのは効率性が落ちる。

（参考）韓国の共同トイレの一例