【草】韓国、映画『鬼滅の刃』を韓国でも上映しろと大騒ぎしておいて、韓国公開記念の始球式を中止に追い込む

2025-08-12

【草】韓国、映画『鬼滅の刃』を韓国でも上映しろと大騒ぎしておいて、韓国公開記念の始球式を中止に追い込むという記事に対するコメントをご紹介します。

LGツインズファン、着物を着た『鬼滅の刃』のキャラクターの始球式に怒り

2,025.08.07 15:51

ソウル蚕室野球場で行われる韓国プロ野球（KBO）のLGツインズの試合で日本のアニメーション『劇場版鬼滅の刃無限城編』の主人公の炭治郎と禰豆子が始球式に出ようとしたところ、ファンの抗議で入れ替わることが発生した。光復節（＝8/15。日本の植●地支配から解放されたことを記念する日）をわずか数日後に控え、「右翼のアニメ論争」の主人公を呼び寄せることに対し「敢えてやらなければならなかったのか」という批判を受けたのだ。

7日、LGツインズは8日から蚕室野球場で行われるハンファ・イーグルスとの週末ホームゲーム3連戦に先立ち、勝利を祈願する始球式ピッチャーを紹介した。8日夕方にはネクソンを代表するゲーム『クレイジーアーケード』の人気キャラクターのダオがピッチャーを、ベチがバッターを務める。10日には歌手チョン・ソミが登場する。チョン・ソミは、LGツインズの試合で2度も始球式を務めるなどLGファンとして有名だ。

問題は土曜日（9日）に開かれる試合だ。LGツインズは、この日の午前まではMZ世代におなじみのアニメーション『劇場版鬼滅の刃無限城編』の主人公の炭治郎と禰豆子が始球式でピッチャーとバッターとして出ると記者団に知らせていた。

8月22日の韓国公開を知らせるポスター

『鬼滅の刃』シリーズは、主人公の炭治郎が妹の禰豆子と一緒に鬼滅隊に合流し、鬼のトップである鬼舞辻無惨を処断するためにﾀﾋ闘を繰り広げる内容で大きな人気を集めている。日本アニメで興行1位を達成し、世界ボックスオフィスで収益が5億ドル（＝約735億円）を突破するなど、シンドローム級の人気だ。

最新の劇場版の『無限城編』もやはり日本のボックスオフィスで連日新記録を更新するなど、これまで約1億2,000ドル（＝約147億円）に迫る興行収益を得ている。韓国封切りを控え、2週間前から前売り率1位を記録し観客からの熱い関心を立証している。

（参考）2023年の韓国シリーズで優勝したLGツインズ

このような状況で炭治郎らが映画封切りの広報のために蚕室マウンドを訪れることになったのだ。ただ、タイミングが非常に良くなかった。8月15日の光復節をわずか一週間後に控えた状況で「正しくないキャスティング」と批判されたのだ。

『鬼滅の刃』はアニメ放映の初期から「右翼議論」が浮き彫りになった。主人公の炭治郎が着用する耳飾りの模様が旭日旗と似ているとか、作品の背景が日本帝国膨張期の大正時代であるという点を挙げ、帝国主義を美化しているという疑惑が提起されたのだ。ただ、作品そのものは全体主義の賛美というよりは個人の自由と家族愛、人類愛を強調する内容であるという解釈が支配的だ。

炭治郎の始球式のニュースが伝わると、SNSなどのオンライン・コミュニティでは
「光復節を控え何をしているのか」
「ただの日本のアニメでもなく右翼のアニメだなんてあり得ない」
「あのキャラクターは着物を着て出てくるんでしょ？」
「KBOは狂ったね。とうとう極右アニメのキャラクターまでマウンドに上げるのか」
など批判が相次いだ。

結局、同日午後にLGスポーツ広報チームは訂正報道資料を出し、「9日の始球式の日程は取り消した」と明らかにした。修正された内容には代わりの始球式のピッチャーは掲載されていなかった。