【図々しい】韓国人、ベトナム戦争のヒーローだと主張して帽子を着用し拘束される

この帽子を被ったらベトナムで入国拒否、罰金430万ウォン

2025.02.20 15:55

旅行会社は、「韓国人がベトナム戦争参戦勇士の帽子を被ってベトナムに入国しようとしたところ拒否された」とし、注意を呼びかけた。

実際の帽子

20日、複数のオンラインコミュニティに「ベトナムに入国を断られた韓国人」というタイトルの書き込みがアップされた。

それによると、ある旅行会社がお知らせに「Vietnam War Hero Korea」と書かれた帽子の写真を載せながら、「最近ベトナムに旅行に来られたお客様がベトナム参戦帽を被って入国しようとした際、空港で入国できなかった事例がある」と述べた。

そして「写真の帽子を着用した団体の場合は取り締まりに引っ掛かり、罰金3,000ドル（＝約44万7,000円）を支払ったという」と伝えた。それとともに「このような帽子を被っていると路上で喧嘩になる恐れがあるので参考にして下さい」と強調した。

ベトナム戦争は、ベトナムの独立と統一のために1955年から1975年まで20年間に亘ってアメリカと繰り広げられた。当時、韓国軍はアメリカ軍の要請により32万人を派兵した。

ベトナムからすると、韓国軍は内戦に介入した外国勢力にすぎず、韓国軍を名誉ある人々と評価しない。むしろ戦争中に韓国軍が犯した残酷行為に憤る場合が多い。

似たような事例としてNetflixの「イカゲーム シーズン2」でゲームに参加したカン・デホ（カン・ハヌル演）が「父がベトナム戦争の参戦勇士だった」と述べると、別の参加者のパク・ジョンベ（イ・ソファン演）が「お父様は立派な方だね」と答えた場面がある。

この場面を巡ってベトナムではベトナム戦争を歪曲しているという反発が出ており、イカゲーム2をボイコット（視聴拒否）しようという声も提起された。ベトナム文化部映画局は、問題のセリフを議論の対象にするかを検討するとも明らかにしていた。

（後略）