韓国が独自開発した国産ロケット「ヌリ号」が21日、南部高興(コフン)の羅老(ナロ)宇宙センターから打ち上げられた。搭載衛星を軌道に乗せることに失敗した昨年10月以来の再挑戦で、今回は衛星の軌道投入に初めて成功した。韓国は実用衛星を自力で打ち上げる技術の獲得を目指し、2010年からヌリ号の開発を進めてきた。こうした技術は日米や中露などが保有し、今回の成功で韓国が7番目となった。