【韓国の反応】韓国紙「韓国で失業する若者が増加、経済的損失は年間61.7兆ウォン」

2022-01-06

韓国のネット掲示板MLBPARKから「～～」という記事をご紹介します。

引用・翻訳元：https://bit.ly/3sZtyTp

とある韓国人

青年ニート、2019年22.3%OECDより9.4%p↑

韓国の青年層（15-29歳）「ニート（NEET）族」が増え、経済的費用が拡大したという調査結果が出た。

ニートは職業もなく訓練と教育も受けない若者を指す言葉で、青年層で生産可能人口が持続的に減少していることを意味する。

15~29歳基準の青年失業率:韓国とOECDとの比較（資料=統計庁、OECD）

全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院（韓経研）は6日、「青年層ニートの経済的費用」研究を通じてこのように明らかにした。報告書は韓国労働パネル1~22次年度の調査資料の2010~2019年の資料を使用し、青年層ニートの割合を推定した結果、ニートの割合は2019年に22.3%を記録した。

ニートの割合は2015年から増加傾向を見せていたが、2018年に小幅に減少した後、2019年に再び22.3%に上昇した。一方、OECDの平均値は2014年から減少を続け、2019年には12.9%と韓国が約9.4%ポイント高いことが分かった。

最近のニートの割合は、女性よりも男性で大きく、男性で増加幅も大きいことが分かった。男性のニートの割合は、10年の17.1%から19年は25.9%へと、8.8%ポイント伸びたことが、調査の結果分かった。

報告書はニートによる損失を計量化するため、性向点数マッチング法（PSM）を使ってニートの年間経済的費用を推定した。市場所得ベースで事業主の社会保障負担金を含めて推定したニートの年間経済的費用は、2010年度の33兆ウォンから2019年には61兆7000億ウォンに増加したことが分かった。 GDP対比ニートの経済的費用比重も10年に2.5%を記録したが、19年には3.2%まで上昇したことが分かった。

ハン経研のユ·ジンソン研究委員は「所得下位階層、職業訓練経験のない青年層、就職経験のない青年層でニートの比重が相対的に高い傾向がある」とし「もちろん雇用創出のための制度的整備が重要だが、青年を対象とする政策においては現金中心の支援政策よりは所得下位階層を中心に就職経験や職業訓練、インターンなどのサービス支援を強化する必要がある」と主張した。

さらに報告書は、「社会と家庭からの孤立、社会に対する恐怖、就職意欲の喪失などに起因するニートの問題を解決するために、青少年層のための就職支援および心理相談専用空間を造成する案も考慮する必要がある」と言及した。